いよいよ開幕するW杯南アフリカ大会、アフリカ大陸での初開催おめでとうございます、これから1ヶ月楽しませて頂きます、ありがとうございます。・・・と言うことで、開催国南アフリカのアカペラグループ、
Ladysmith Black Mambazoのアルバムを紹介したいと思います。・・・と言っても、僕はこのグループのこと、殆ど何も知らないんですけどね(汗)。80年代にヒットを記録したポール・サイモンの“Graceland”への参加によって一躍名前を知られるようになったグループであるということ位しか。アルバムもこれ1枚しか持ってないし、メンバーの名前も、何人編成のグループであるかも知りません・・・あ、ジャケット写真で数えれば良いのか(笑)・・・え~と、8人編成です・・・と思いきや、10人並んでる写真も載ってたりするな・・・すみません、ちょっと調べてみます。・・・え~、彼らはこれまでに30枚以上のアルバムをリリースしてきたほどキャリアの長いグループなので(オリジナルグループの結成は1960年らしい・・・)、過去に在籍していた(既に脱退している)メンバーも10人を越すらしいです。とりあえず、このアルバムがリリースされた時点では8人編成のグループです。多分。
相変わらずいい加減ですみません(涙)・・・な展開ですが、グループについて殆ど何も知らない奴がどうしてこのアルバムを聴いてみようと思ったのかと言うと、2006年リリースのこの
“Long Walk To Freedom”には、僕にも馴染みのアーティストが何人も参加しているからなんですよ。
サラ・マクラクランや
ナタリー・マーチャント、エミルー・ハリス、タジ・マハール、Zap Mama・・・といった人達が。録音時期も様々で、過去に他のアルバムに収録されていた既発曲も含む編集盤、所謂“企画モノ”でもあるんですが、そんなことはどうでも良い!と言いたくなるほど素晴らしい内容です。グループについて殆ど何も知らず、アルバム1枚もしか持っていない奴がそんなこと言っても、もひとつ説得力ありませんが(笑)。でも良いんですよ。人の声が持つ力強さや、言語/言葉が持つ美しさをヒシヒシと感じられる素晴らしい音楽が詰まってます。・・・まあ、英語のタイトルや歌詞がついた曲以外は何を歌っているのか、さっぱり分かりませんが(笑)。って、笑い事ではありませんが(この人達が使っているのはズールー語でしょうか?)。・・・良くアフリカのスポーツ選手、特に世界的なプレイヤーが多いサッカー選手に対して(例えばドリブルをする時に)、“この人は独特のリズムを持っている”といった表現が使われますが、それは音楽は勿論、彼らが使う言葉からも感じられますよね。単語ひとつ取っても、独特のリズム、バネのようなものを感じます。でも、そこに普段から聴き慣れた女性アーティストの歌声が混じったり、タジ・マハールの奏でるブルースギターが被さったりすると、それがまた妙にマッチして、ジャズやブルースといったポピュラー音楽のルーツはアフリカにあるという言葉を思い出したりします。・・・ホントにいよいよだ!アフリカ勢頑張れよ!
・・・とか言いながら、開幕戦はヴェラやドスサントス擁するメキシコを応援しようかと思っていたんだけど、ここに来て南ア/ ピーナールにアーセナル移籍の噂が浮上、アーセナルにピーナール、結構良いかもしれない・・・。どっちも頑張れ!
・・・そしてどっちも頑張った(笑)。開幕戦は1-1の引き分け!