Hip-Hopキャンペーン第2弾、
Phonopsychograp-
hdiskのLIVEアルバムです。昨日のラップに続いて今日はDJ、ターンテーブルが主役です。Phonopsycho-
graphって、ちょっと聞き慣れないグループ名ではないでしょうか?僕も今日覚えました(笑)。・・・ちょっと待て!ジャケットにはPhonopsychographdiskとあるけど、これは何なんだ?!帯を見るとPhonosychographになってるし。PhonosychographとDisk?何だかよく分かりませんが、
Phonopsycographという事にしておきましょう。 ちょっと調べてみた結果、Phonopsychographdiskになりました(笑)。いや~、もうHip-Hopは最高ですよね~。このアルバムの主役、
DJ DISK、この人有名なんですか?(笑) 実は全然知りませんねん。でも帯にDJ KRUSHがコメント寄せてるんで、きっと有名な人なんでしょうね。DJ KRUSHなら聞いた事ありますよ。・・・名前だけ。
・・・そんなHip-Hop素人が、何故このアルバムを買ったのか?お答えしましょう、 このグループには
バケットヘッドが参加しているのです(笑)。別に可笑しくはないんですが、バケットヘッドという名前が出てくると、つい“笑”をつけたくなるのです。バケットヘッドといえば、
泣く子も黙る変態ギタリストですからね。“笑”でもつけないとやってられません。90年代初頭、バケットヘッドというケンタッキーのバレルを被った変なギタリスト、ただ変なんじゃなくて凄腕の変なギタリストがいるという噂を聞いたので、早速
PRAXISというグループのアルバムを買ってみました。このPRAXI-
Sはビル・ラズウェルとブーツィー・コリンズ、バーニー・ウォーレルという一癖あるミュージシャンの集まりだったんですが、そこに噂のギタリストが参加していたんです。 ・・・しばらく聴いていないので、どんな音楽だったか説明できないんですが、とりあえず何度も聴いてません(笑)。ちょっと聴いてみようっと・・・。あ、変だ(笑)。何度も聴かなかった理由、説明できない理由が分かりました。
PRAXISお薦めです。
そして、それから少ししてバケットヘッドはソロデビューしたんですね。恐ろしい事に国内盤もしっかり出てしまいました。
ジャイアントロボマニアでも知られる彼の初ソロアルバムのタイトルは ずばり
“Giant Robot”、アホです(笑)。それでもギターは上手いもんだから性質が悪い。当時彼は日本のギター雑誌の表紙にまでなったんですよね。しっかりジャイアントロボみたいな格好した写真で。ちょっと今からは考えられませんが、この頃のGuitar Magazineは結構色んな人が表紙になっているんですよ。他にもJ・マスシスだとか。良い時代でしたねぇ・・・。このアルバムも含めて、彼のアルバムは何枚か持っていますが、どれも大して聴いていませんね(笑)。バケットヘッドが雑誌の表紙になったというのも凄い話ですが、この変態がその後
GUNS N' ROSESに加入する事になるとは、誰が想像できたでしょう?僕も最初は冗談かと思いました。“本当だとしてもレコーディングだけだろう”とか。でも、しっかりLIVEも演っちゃったんですねぇ。アクセルもかなりのアホです。
彼が加入したGN'R、MTV Video Music Awordsで観ましたが、まずバケットヘッドがホントにいる事にビックリしました(笑)。
“おいおい、ホンマにおるで~”みたいな。一応前任者に気を使っているのか、白いレス・ポールタイプのギター(ギブソンではなかったと思います)を持って、“Paradise City”でソロを弾きまくる彼を観て、少し複雑な気分でしたね。ヌンチャク振り回してくれないかなぁ・・・とか(GN'Rのステージでもヌンチャクショーやってたらしいですね・笑)。そんなバケットヘッド入りGN'Rはなんと来日までしてしまいましたが、夏の野外にわざわざ観に行く気にはなれませんでした。大体、
“これをGN'Rと呼んでいいのか?”という疑問もありましたからね。日本の夏の炎天下であの格好でギターを弾かなければいけなくなって、バケットヘッドは自分のしてきた事をもの凄く後悔したと思います。・・・まあ、僕はバケットヘッドのギターや音楽の凄いファンという訳ではないんですが、あらゆる面で個性的な彼の事は一目置いているんです。やはり個性が一番大事ですから。
そしてこのアルバム・・・の話に入ろうと思ったら、日付が変わりそうです・・・(汗)。一度送信してから続きを書きたいと思います。以前、これをやろうとしたら、いきなりサーバーメンテナンスが始まって困ってしまいましたが(笑)、今日は大丈夫だと思うのでちょっとズルします。それでは、また後ほど~。
・・・ズルしてすみません。ここから追記です。
このアルバム、あまり大きくなさそうなクラブでのLIVE盤で、DJ DISKのターンテーブルとボコーダーの他に、バケットヘッドのギター、ベース、ドラムが参加しています ・・・が、ここで気づいた事がひとつ。ここでドラムを叩いているのは、これまた変態バンド
PRIMUSの
ブレインでした。さっきまでBrianと読んでました(笑)。“ブライアン タイコ上手いな~”とか思ってましたよ。毎度の事とは言え、ほんっといい加減なアルバムレビューですね。どーもすみません。殆んどの曲でベースを弾いているのはEXTRAKDという人なんですが、このアルバムにはもう一人の変態が参加しているんですね。PRIMUSの首謀者
レス・クレイプールです。この人の名前も、アルバム購入の決め手になったのは言うまでもありません。この人はホントに凄いベーシストですからね。声は変だし変態ですけど。・・・それにしても、“レス・クレイプールの名前でアルバム買ったPRIMUSファンが、Brainを Brianだと思ってるんじゃないよ!” って話ですよね。ホントにどうもすみません。
イントロが終わると、いきなりヘビーなリフが出てきたりするんですが、ここに収められている曲の大部分はインプロビゼーションじゃないかと思います。リズムパターンとリフをある程度決めておいて、その間を各メンバーのアドリブで繋いでいるんじゃないでしょうか?昨日の記事で、“Hip-Hopは楽器の音が聞こえてこないところが好きではない”と書いたんですが、こういったやり方であれば、
ターンテーブルも完全に楽器のように聞こえますね。ホントに見事だと思います。凄腕のミュージシャンと対等に渡り合えているし、メンバーも彼から充分刺激を受けているように感じます。僕は今日、部屋を片付けながらこのアルバムを聴いていたんですが、そういう風な聴き方にも適していると思います(笑)。
“こいつらホントにバカだな~”と思って片付けの手を休めるとかそういうのもアリだと思いますね。真面目に聴いてても疲れますから。あとは自分もセッションに参加してるつもりで、ギター弾きながら聴くとか。 どうせこれみんな
メチャクチャ演ってると思うんですよ(笑)。レス・クレイプールは2曲で参加しているんですが、オートワウをバリバリにかけた音で、全体のアホ度を更に高めてくれています。アルバム最後の曲で、そのベースサウンドに乗って弾きまくるバケットヘッドのギターは中々カッコ良いです。
・・・う~ん、ちょっと調べてみたら、やはりPhonopsycographdiskみたいですね。何ていい加減なレコード会社なんだろう。スペルも間違ってるし・・・。国内盤なんだけど、CDショップのクリアランスセールで買ったからこんななのかな~(笑)。ちょっと修正しておきま~す。