来日までついにあと1ヶ月を切ったQueen+ポール・ロジャース、
ポール・ロジャースがQueenの曲を歌う事に否定的だった人達はやっぱり観に行かないんでしょうか? それとも、それはひとまず置いておいて観に行っちゃうんでしょうか?(笑) そういう僕はまだ決めかねてます・・・。僕の場合、ポール・ロジャースとQueen(の半分)が一緒に演る事について、どちらかと言えば肯定的なので、観たい気持ちは結構あるんですけどね。ただ、
ブライアン・メイがポール・コゾフの曲を弾くのが許せなくて・・・。いや、うそうそ(笑)。こんな風に思っている人はいないのかな?なんてふと考えてしまいまして。テレビのCMで流れる映像を観ても、コンサートはもの凄く盛り上がっているみたいですね。曲もいっぱい演るんですよね。・・・う~ん、やっぱり観たい。Queenとポール・ロジャースを一緒に観れて、演奏時間も長い事を考えれば、12,000円というチケット代も決して高くないのかもしれない・・・。高いけど。・・・いやはや、いきなり独り言だらけですみません。
・・・という事で(笑)、今週の“今日の1曲”は、1992年にリリースされたブライアン・メイ初のソロアルバム
“Back To The Light”から、
“Too Much Love Will Kill You”です。この曲、フレディ・マーキュリーの死から4年後の1995年にリリースされたQueenのアルバム
“Made In Heaven”にも、フレディのボーカル入りで収録されていましたが、こっちのブライアンバージョンの方がずっと先に発表されていたんですよね。更に言うと、1992年の4月に行なわれたフレディ・マーキュリー追悼コンサートの中で、最初にお披露目されているんです。ここでブライアンがキーボードを弾きながら歌ったこの曲は本当に感動的でした。皆さんも良く御存知の通り、ブライアンの声は何とも頼りないか細い声ですが、そんな声で懸命に歌うブライアンの姿と曲の雰囲気、そしてその歌詞が非常にマッチして、切なく胸に迫るものがありました。・・・そうなんですよ、この曲は
フレディ・マーキュリーが歌っているものよりも、ブライアン・メイが歌っているものの方が良いんですよ。とりあえず、僕、個人的には。フレディは勿論最高ですが、他にも彼が歌うよりもブライアンが歌っているものの方が良いと思うものがありますよね。例えば
“'39”、あの曲はLIVEではフレディが歌っていましたが、あれもブライアンの歌っているスタジオバージョンの方が良かったです。・・・こんな風に、声が良ければ、または歌が上手ければ良いというものでは決してないところが、音楽の面白いところでもありますね。
・・・このアルバムの国内盤には2曲ボーナストラックが入っていて、そのうちの1曲は
“Too Much Love Will Kill You”の
“Guitar Version”です。要するにインストバージョン。・・・まあ、このボーナストラックの事はすっかり忘れていましたが(笑)。もう13年も前のアルバムなので、無理もないですよね~と、開き直ってみる。