暑中お見舞い申し上げます。梅雨が明けてからというもの連日暑さを増していく今日この頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?クーラー病には気をつけましょうね。ホント、あれは最低の病気です。・・・という事で、今週は
夏向きのアルバムを紹介する事にしました。・・・いや、まあ、たった今思いついたばかりなんで、3日で終わってしまうかもしれないし、明日になれば気が変わっているかもしれません(笑)。その辺は適当にやっているので、明日いきなり暑苦しいアルバムを紹介しても勘弁してやって下さい。でも、やっぱり暑苦しいアルバムはパスしたいですねぇ・・・。いくら僕が夏大好き男だといっても(勿論ウソ)、わざわざ室温が上がるような音楽について書きたくありませんわ・・・。
そして夏向きアルバム第1弾は
Summercampの
“Pure Juice”です。メチャメチャ安易ですみません(笑)。単に名前を思い出したので紹介してみたというのがバレバレです。もう何年も聴いてなかったっちゅうねん。買ってから聴いた回数、一桁だっちゅうねん(こんなのばっかり)。・・・つーか、このバンド憶えてる人います?(笑) もう一発屋とも呼べないようなバンドだと思うんですけど。ホント、このジャケットのモーターボートのように、
一瞬で目の前を通り過ぎて行ったバンドです。・・・デビューは結構華々しかったような記憶もあるんですよ。1997年に大手ワーナー傘下の
Maverick Records(マドンナのレーベル)からデビューしてますからね。
アラニスの後輩に当たる訳です。レコード屋にも結構な数が並べてあったと思います。ワーナーにしても“期待の新人”という感じだったんじゃないですかね?オルタナティブロックブームみたいなものに乗ってデビューしたのがいけなかったんですかねえ。音楽的には結構良いと思うんですよね。数曲を除いて何度も聴いてませんけど・・・。今、オルタナティブという言葉を出しましたけど、アルバムのオープニングから結構ヘビーな事はヘビーなんですよ。ギターもドラムも元気いっぱいで。涼しそうな音楽を期待した人がいたらすみません。でも、メロディとコーラスが爽やかなんですよね。
この間の
テリー・ボジオとビリー・シーンのアルバムではないですけど、いくら上手くてもメロディが良くないと気持ち良く聴けませんよね。その点、このSummercampはメロディが凄く良いんですよ。凄く上手いプレイヤーがいるバンドでは決してないですけど、バンドとしてのまとまりは中々だと思うし、あくまでもメロディを大事にしているところに好感が持てるんですよね。コーラスも上手いと思います。このコーラスが夏向きと言えますかね~。さっきチラッと書いた何度も聴いた曲の中に
“Should I Walk Away”という曲があるんですけど、この曲はホントに良くできてると思います。胸キュンメロディ(笑)にイカシたコーラス、久々に聴いてみてこの曲の良さを再確認しました。個人的にはこれがベストトラックですね。他にも良いメロディが沢山入っているんですよ。まあ、僕はジャンル別けみたいなものには疎いんで(ってか、そういうのどうでも良い・笑)、どのバンドがパワーPOPと呼ばれるものに属するのか良く分かっていませんが、そういったジャンルの音楽が好きな人には、今でも充分アピールするバンドだと思います。
“スカッと爽やかSummercamp”といった感じですかね~。夏のバカンスのお供にどうですか?クルマでかけたら盛り上がりますよ。って、夏のバカンスなんて行く気もない俺が言うな!
今ちょっと検索してみたら、このバンドのボーカルが数年前にソロデビューしてるみたいですね。
ティム・カーレンと言うんだそうです。初めて知りました(笑)。
----------------------------------------------------------------
2005 Formula 1 Hungary Grand Prix
昨日のハンガリーGPは中々面白かったです。久々に荒れたレースになったし(笑)。ドライバーには悪いですけど、やはり少しは荒れた方が観ている側には面白いですよね。みんなが完走を目指しているだけみたいなレースではやはり盛り上がりません。パレードみたいなレースなんて誰も期待していません。そういう観点から見ても、昨日のスタートシーンは面白かったです。やはりF1ドライバーはどこかおかしくないと(笑)。まあ、クリエンが怪我しなかっから言える事ですが・・・。でも、ああいうの(クルマが空中で回転)は久々に観ましたね。数年前までは結構頻繁に目にしたような気がするんですけど。勿論、事故は少ない方が良いですけど、ちょっとしたアクシデントはレースやシーズンを面白くします(笑)。・・・それで、偉かったのはクルサードね。踏んづけてしまったルノーのパーツか、自分のクルマから落ちたパーツか分かりませんけど、コース上に落ちていたカーボンのパーツを拾いにいったでしょう?あんな事するドライバー初めて観ました。普通はコースマーシャルに任せますよね。僕はドライバーとしてのクルサードにはまったく魅力を感じませんが、“この人、ホントに良い人なんだなぁ”と感心してしまいました(笑)。
ポイントリーダーのアロンソをノーポイントに終わらせる原因となったスタート時のアクシデントの話はこれぐらいにしておいて、ホントは何が面白かったかと言うと、やはり
フェラーリが優勝争いに加わってきた事が面白かったんですよ。去年あそこまで強くて、シーズンをまったく面白くないものにした(と言うのも失礼ですが)フェラーリ/ブリヂストンがポールポジション争い、優勝争い加わらないのがこんなに面白くないものだとは想像もしていませんでした。今年新チャンピオンが誕生するにしても、それはやはり速いフェラーリ、強いシューマッハーを破って勝ち取って欲しいですよね。そういった意味で、昨日のレースは面白かったです。・・・あ、
優勝はライコネンですけど。まあ、最近のブリヂストンタイヤはレース終盤になるとペースが落ちてしまうという、シーズン序盤とは逆の現象が起こっているし、フェラーリのクルマもマクラーレンの速さにはまだまだ敵わない感じですが、ポールポジションも獲ってあそこまで堂々と優勝争いができれば、完全復活の日も近いと思います。・・・僕はどうもホンダやトヨタよりも、ブリヂストンを応援してしまうんですよ。浜島さんがあまりに良い人っぽいからでしょうか(笑)。と言いながらも、自分はミシュランユーザーなのであった・・・。
3週間の休みのあと、8月19日からトルコGPが始まります。飛んでイスタンブール、F1初開催です。中々面白そうなサーキットですよね(設計はまたしても、ヘルマン・ティルケなんですが・・・)。新しいサーキットはいつも楽しみです。