シカゴブルースの巨人、マディ・ウォーターズのバンドメンバーでもあった
ジミー・ロジャースが、多数の豪華なゲストを招いて作ったアルバムです。リリースは1999年。 ・・・そう言えば、来週からブルースカーニバルが始まりますねえ。このところ3年連続で参戦していたんですが、今年はパスしそうです。North Missisippi All Starsがどんなバンドか観てみたいんですけどね。20周年という事なので、もっと凄いのを期待していたんですが、ちょっと地味なラインナップですよね。バディ派手だけど。あと、麗蘭の参加によって、普段とは違った盛り上がり方するような気が・・・。初めから無駄口全開ですみません・・・。昨日、大好きなバンドKING'S Xを力入れて紹介したんで、今日はちょっと消耗してまして・・・(笑)。それで、今日はこういうCDを聴きながら書こうと思ったんです。ブルースというと、お酒飲みながら、煙草を燻らせながら渋い表情で聴く音楽だと思っている人もいるでしょうけど、何の気負いもなく聴けちゃうやつだってあるんですよね。 ・・・
ブルースはいつだって僕の傍にいるのさ。・・・とか、スカした事書いてる人、結構いますよね。“あんた何でそんなにカッコええねん!”みたいな人が(笑)。僕は今日、だらけながらブルース聴こうと思います。
オープニングはジェフ・ヒーリーが参加した
“Blow Wind Blow”。・・・ジェフ・ヒーリー、僕は'95年に出したカバーアルバム以降聴いていないんですが、出てきた時より歌もギターも強烈に渋くなっていて素晴らしいですね。5年前に出たアルバムを今度聴いてみようと固く誓うBoosterManiaであった・・・。2曲目はエリック・クラプトンが参加した
“Blues All Day Long”、クラプトンは自身のブルースアルバムでもこの曲を取り上げていましたが、このバージョンの方が“From The Cradle”のやつより良いような・・・。3曲目
“Trouble No More”には、ミック・ジャガーとキース ・リチャーズが参加してます。ジミー・ロジャースのような人が声をかければ、もうこんな凄い大物も出てくる訳です。ミックの歌って、黒人のそれとはやはり違うと思うんですが、凄くブルースフィーリングがありますよね。凄みがあります。キース、ホントにストラト弾いてんのかな?キースって、実はストラト似合わないと思うんだけど(笑)。ジョニー・ジョンソンのピアノもカッコ良いです。4曲目
“Bright Lights Big City” にはタジ・マハールが参加してます。これはユルくて良いですわ~。テッド・ハーヴェイというおっちゃんのタイコが良いんだな。
“Ev'ry Day I Have The Blues”にはローウェル・フルソンが参加してます。僕はこの人のアルバムちゃんと聴いた事ありませんが、もう強烈にブルースですね。曲もギターもボーカルも、多くの人がブルースと聞いてイメージする音楽そのものという感じです。6曲目はブルースカーニバルでも定番の曲、
“Sweet Home Chicago”です。スティーヴン・スティルスが参加してます。やっぱり作者が演ると説得力ありますねえ。
キム・ウィルソンのハーモニカも良いっすね~。彼はアルバムの半分の曲に参加していて、素晴らしいハーモニカを吹いています。ジャケットに名前も載っていませんが、このアルバムにもの凄く貢献していますね。男だなぁ・・・、キム・ウィルソン。7曲目
“Don't Start Me To Talkin'”は、ミック&キース再びです。この人達はやっぱりブルースが好きなんですねえ。今度のツアーで日本に来る時は、武道館でブルースショーでも演ってくれないでしょうか。そんなのあったら絶対観に行きますけど。続く
“That's All Right”は、エリック・クラプトン再び。これは僕の個人的な意見ですけど、彼はこういう風に、尊敬するブルースマンのアルバムに参加している時の方が良い演奏をすると思います。自分のアルバムを作る時は、色々なプレッシャーがあるんでしょうねえ。・・・こういう事、以前も書いたな。
9曲目
“Ludella”にはタジ・マハール、この曲の彼の声は凄くしゃがれてますね。カッコ良いです。“Ludella”って、タイトルもカッコ良い。ルデラさんの名字は何て言うんでしょうか? ミックとキースがまたまた出てきて、
“Goin' Away Baby”です。 ・・・ちょっと変な事考えましたけど、こういう人達、ノーギャラで参加しているんでしょうか?お金なんていくらでも持っている人達だから、こういう風に先輩のアルバムに参加する時はタダっぽいけど、マネージメントサイドが何か言ってきたりするんですかね?僕は“ノーギャラで参加”に100円賭けます!Rolling Stoneが参加した曲は、どれもミックの存在感が凄いです。11曲目
“Worried Life Blues”にはスティーヴン・スティルス、この人もブルース好きなんですねえ。ソロの音がぶっとくてカッコ良いですね。何か初めて聴いたみたいな事言ってますけど(笑)。そしてラストは
“Gonna Shoot You Right Down (Boom Boom)”、Boom Boomだからジョン・リーです。この曲のゲストも豪華ですよ。ジミー・ペイジとロバート・プラント、更にエリック・クラプトンです。ロバート・プラントはロバート・プラントしてますねぇ~。悩ましい歌声です(笑)。リード・ギターはジミー・ペイジで、クラプトンはバッキングトラックだけみたいです。結構ハードに歪ませたジミー・ペイジの音が中々良いですね。Black Crowesと一緒に観たかったなぁ・・・。って、最後関係ない話するな!
・・・こんな感じのアルバムです。凄く和みましたわ~。疲れが取れて眠くもなってきた(笑)。
ブルースに癒されたとでも言うのかな・・・。みたいな事を書く人にはなりたくないですね~(笑)。まあ、言論の自由ですが、こういう事を書く人って、普段からこんな人なんでしょうか?日常生活でも“○○なのさ・・・”とか言ってる日活スターみたいな人なんでしょうか?そういう人の友達もそんな人ばっかりだったら嫌だなぁ ・・・。ホント今日は無駄口ばかりですみません・・・。“いつもじゃん・・・”というツッコミも勘弁して下さい。何のオチもないレビューですみません。・・・ってか、そもそもアルバムレビューにオチっているのか?>俺 でも、やっぱりブルースは良いですね。