サッカー日本代表がバーレーンとW杯アジア3次予選を戦った(そしてつまらない試合をした)26日にスペインのエルチェで行われた国際親善マッチのスペイン対イタリアを観ましたが、さすがFIFAランキング3位と4位のチームは上手いっすねえ。って、そんなの当たり前ですが。フェルナンド・トーレス君に代わって後半から入ったビジャの素晴らしいボレーシュートが決まって1-0でスペインが勝利しましたが、たとえ親善試合であっても、そこはヨーロッパの強豪同士、お互いに一歩も譲らないという感じの試合でした(またこの2チーム、見事に対照的なチームカラー持ってますしね)。まあ、親善試合であることに加えて、ヨーロッパ選手権の本番を6月に控えた両チームが、色んなことを試しているような試合ではありましたが(イタリアなんて、ピルロとガットゥーゾ交替させてましたからね・笑)、出場した選手にしてみればそこはアピールの場でもあるので、1対1の場面ではやはりガンガン行ってましたね(特にイタリアの選手は徐々に地が出てくるんですよね・笑)。目の前に居る選手には絶対負けない、絶対抜いてやる/止めてやるという気迫とやる気が感じられました。W杯予選本番にも拘らず緊張感がまったく感じられなかった、どこかの国のチームとは大違いです(もう余りにも緊張感無いんで、僕なんて途中ウトウトしてしまいましたよ・・・。気づいたら失点してやがんの・・・)。文化の違い、国民性の違いと言ってはそれまでですが、彼等には“勝負事には絶対に勝つ!”というメンタリティが染み付いているんでしょうねえ。良いなぁ、向こうの人達は応援のしがいがあるチームを持ってて。 ・・・と、これでスペインは、2006年W杯の優勝国と準優勝国を続けて破ったことになりますが、ユーロの本大会でもその勝負強さが続くかと言うと、それはそんなに甘くないでしょう。6月には“いつものスペイン”が観られるのではないかと期待してます(笑)。それよりもイタリアが厳しい組・・・グループ死ーに入ってしまって、グループリーグを突破するのも苦労しそうですが(汗)。・・・しかし、スペインもいつの間にか若返りましたねえ。良いなぁ、凄い若手が次々現れて。・・・それにしても、ブッフォン、カシージャスの両ゴールキーパーは素晴らしかったな。