先週は1週間ほぼ丸ごと使って、
“RUBAIYAT”というカバーアルバムを紹介するという暴挙に出たんですが、それを観るだけでも、僕のカバー/トリビュート好きは分かってもらえたかと思います。“それは単にこの記事を書く為の前フリだったのだ!” という訳ではまったくありませんが、実は最近、自らのカバー好きの証明/集大成として、長年作ろうと思いながら中々作れないで居た“カバー曲特集”のCDをついに完成させたのです(って、大袈裟な・・・)。まあ、そんなCDをここで紹介してもしょうがないんですが、ようやく完成したことに気を良くしているのと、我ながらその出来を結構気に入っているという理由から(笑)、“ここでその曲目紹介しちゃおっかな~”と思った次第です。・・・それにですね、どれもホントに素晴らしいカバーだと思うので、機会があれば、是非皆さんにも聴いてもらいたいんですよ。・・・とか何とか、自己満足をごまかす理由付けしているようにも感じますが、まあ良いじゃないですか(笑)。
まず選曲に当たり、こんなところに気をつけました。
☆ 原則として、1アーティスト1曲(勿論、セルフカバーは禁止)。
☆ カバー集という性質上、ベタな展開に陥りやすいので、そのカバー曲自体が有名なものは避ける。・・・かと言って、原曲が殆ど知られていないようなものも、通ぶっているみたいで嫌なので(笑)、それも避ける。
☆ そうは言っても、やはり有名な曲が登場する可能性は極めて高いので、どこかに息抜きが出来るもの・・・ネタ的なものも仕込む(笑)。
・・・以上の3点に気をつけながら曲を選んだ末、出来上がったのがこれです(括弧の中はオリジナルアーティスト、または有名と思われるバージョンを演っている人)。
Jockey Full Of Bourbon (Tom Waits) /
Los Lobos
I Don't Wanna Be A Soldier (John Lennon) /
Mad Season
House Of The Rising Sun (The Animals) /
Tracy Chapman
Love Me (Elvis Presley) /
The Little Willies
Out Of Time (
The Rolling Stones) /
Ramones
The Wind Cries Mary (
Jimi Hendrix) /
Sting
Way Over Yonder (Carole King) /
Blessid Union Of Souls
Helpless (Neil Young) /
k.d. lang
Cry Me A River (Joe Cocker) /
Aerosmith
Papa Was A Rolling Stone (The Temptations) /
David Lidley
Go Your Own Way (
Fleetwood Mac) / The Cranberries
Everybody Is A Star (Sly & The Family Stone) /
Fishbone
Stayin' Alive (Bee Gees) / Ozzy Osbourne w/
Dweezil Zappa
Jump (Van Halen) / Mary Lou Lord
You Still Believe In Me (The Beachboys) / Anne Sofie Von Otter
Knowing Me, Knowing You (
ABBA) /
Wondermints
I Wanna Be Your Boyfriend (Ramones) / Pete Yorn
Old Town (
Phil Lynott) /
The Corrs
Something (The Beatles) /
Musiq
My Back Pages (
Bob Dylan) / Joan Osborne & Jackson Browne
・・・全20曲収録、Total Running Time 79分50秒。・・・なんですが、ずっと作ろうと思っていたCD、そして、そこに入れたかった曲がこれだけで収まる筈が無くて、 “あ、この曲も”“これも”“やっぱりあれも”・・・という調子で次々にファイル変換して行ったら、あっという間にえらい数になってしまい(汗)、結局、2枚同時に作ることにしました(正直言うと、あと2枚出来るぐらいストックしてしまったんですが・笑)。・・・てことで、2枚目がこれです。
Bodhisattva (Steely Dan) / Brian Setzer Orchestra
Favorite Waste Of Time (Marshall Crenshaw) /
Bette Midler
Don't Worry Baby (The Beachboys) /
Keith Moon
Dreams To Remember (Otis Redding) /
Robert Palmer
Somebody To Love (Jefferson Airplane) / Jim Carrey
Dying To Live (Edgar Winter) /
Jonny Lang
Fragile (Sting) / Cassandra Wilson
It Makes No Difference (The Band) /
Solomon Burke
While My Guitar Gently Weeps (The Beatles) /
Todd Rundgren
Jesus Is Just Alright (The Doobie Brothers) /
Robert Randolph & The Family Band feat.
Eric Clapton
Goin' Blind (
Kiss) / Dinosaur Jr.
Ain't No Sunshine (Bill Withers) /
Buddy Guy feat. Tracy Chapman
Something To Believe In (Ramones) / The Pretenders
Whiter Shade Of Pale / Like A Rolling Stone (Procol Harum / Bob Dylan) /
Phil Lynott's Grand Slam
Take It To The Limit (Eagles) / Etta James
Crosstown Traffic (Jimi Hendrix) /
Living Colour
What A Wonderful World (Louis Armstrong) /
Joey Ramone
What's Going On (Marvin Gaye) / Los Lobos
・・・こちらは全18曲収録で、Total Running Timeは79分55秒。700MBのCD-R、容量ほぼ使い切りました。ここにも満足(笑)。・・・こうして眺めてみると、自分の好みが良く分かりますね(バラバラだけど・・・)。あれっ?これを2枚組として考えると、Los Lobosで始まって、Los Lobosで終わることになりますね。って、勿論わざとですが。・・・Disc1のポイントは、エアロの暗黒期を象徴するアルバムから曲を持ってきたこと、Disc2のポイントは、ジム・キャリー映画のサントラから2曲持ってきたことですかね~(笑)。“ネタ”というのがどれを指すのかは一目瞭然だと思いますが(フォローしておくと、キース・ムーンの曲はネタではない)。両方のCD(・・・ちなみにそれぞれ10曲目と9曲目までがA面です・笑)に登場しているのは、Los Lobosの他には、ジョーイ・ラモーンとトレイシー・チャップマン、フムフムなるほど・・・、確かに好みが出てますね。自分のことながら。・・・曲で言うと、ジミ・ヘンドリックス、The Beachboys、Ramones、The Beatlesにボブ・ディラン・・・って、えっ?最後の2つが良く分からないんですけど(笑)。まあ、ビートルズナンバーと言っても、どちらもジョージ・ハリスンの曲だし、その辺に僕の好みが現れているとは思うんですが、僕がこの2アーティストのファンですと言ったら、ファンの人に怒られるだろうというぐらいの似非ファンなんですけどねえ。・・・まあ、良いか(笑)。・・・と言うことで、今日紹介した38曲、機会があれば是非聴いて下さい。どれも素晴らしいカバーです。
・・・こんなことを書いていると、“boostermaniaさんって、ホントに暇ですね”とか、 “その情熱を他の何かに向けられないんですか?”みたいなコメントを頂戴してしまうような気もするんですが(汗)、そんな時の為に予め答えておくと、“暇と言われりゃ確かに暇だし、ここまで根詰めてやれてしまうのは、こういう作業だけです”って感じですね。だって、僕は、こういう風に気に入ってる曲を並べて聴くのが好きだし、根っからのオタクですから(笑)。・・・ってか、自分で“マニア”と言ってるし~。