先ほど、NHKスペシャル
“グーグル革命の衝撃~あなたの人生を“検索”が変える~”という番組を観ていたんですが、中々面白かったです。ちょっと気持ち悪くもあったけど。Googleが出てきた時は、その圧倒的な検索スピードに誰もが驚きましたが、当然その普及のスピードも凄かったですよね。それにしても、あそこまで巨大になっていて、自分の暮らしまでGoogleに委ねている人が存在するとは・・・。Google検索は確かに便利だとは思いますが、その検索上位にランキングされる為に必死になっている企業のマーケティング担当者や、それを指南するビジネスまで巨大化しつつある今の状況を見て、少し不気味に感じました。“Googleの上位15位以内に入っていなければ、あなた達は存在しないも同然です”とか言われたら嫌ですよねえ。上位にランキングされる為の仕組みを探る仕事ってのも嫌だし、インチキしてまで上位を狙う企業のHPも勿論嫌だし。・・・以前から、Googleは中国政府による検閲に協力しているとか、そういうことが問題視されていますが、何の前触れも・・・当然、理由の説明もなく、Googleの検索ページから排除されてしまった会社のHPなんかもあって(日本で言うところのGoogle八分・・・ちなみに、僕はつい最近まで、この言葉知りませんでした・汗)、Googleを相手取って訴訟を起こしている会社もあるんだそうですね(米国での話)。勝ち目なんてある筈ないのに。Google弁護団の主張がまた凄かった・・・。
・・・僕もこうしてインターネットを利用しているし、ブログの記事を書く時も、データ的なことで間違った情報を書かないように、allmusic.comやGoogle検索を利用してますけど、検索依存症と言うか、検索バカみたいな人はどうかと思います。PC/インターネットが爆発的に普及して、そういう人が増えましたよね。ネット上に氾濫する情報で頭でっかちになった人・・・“ネット耳年増”みたいな人が。ネットで目にした情報 ・・・人が体験/経験して得た情報を自分のものであるかのように思い込む人も沢山見てきました。インターネットにはホントに役に立つ情報も多数存在するし、それを簡単に利用出来る今の状況も素晴らしいと思いますが、それをすべて鵜呑みにするのではなくて、それに対する自分の意見もきちんと持っていたいものです。・・・どうしてこんな分かりきったことをわざわざ書くのかと言うとですね、たとえGoogle検索で早々と出てきても、殆ど役に立たない情報で埋め尽くされたページが出てくる場合があるからです。・・・ええ、勿論このブログですが。昨年の4月からexciteブログでも検索ワードが表示されるようになっていて、やはりそれを見るのを楽しみにしてはいるんですが、そのキーワードを自分でもGoogleの検索窓に打ち込んでみてビックリしたり、焦ったりする場合があります。先日の
エリック・クラプトン来日公演期間中は、
Doyle Bramhall IIが圧倒的に多かったし(絶対数は微々たるものなんですけど・笑)、常にランクインしているのが
Hipster Imageなんですよ。ドイルは3度に渡って取り上げているので、まあしょうがないとして(でも、最初の頃は“余りファンじゃない”とか書いてました)、Hipster Imageの記事なんて“風邪ひいたので寝ながらテレビ観てました”とか書いてますからね(笑)。そんな記事がGoogle上位にランキングされるなんて、どう考えてもおかしいですよねえ。Googleの仕組み謎です・・・。 “氷川きよし”でここに来た人が居るのも謎・・・。どこで検索すればここが・・・。
Googleに依存するのはやめよう!検索結果を安易に信じるのは危険だ!ってのが今日の結論です。・・・と言うより、Googleでここに飛ばされてきた皆さん、いい加減な記事ばかりでどうもすみませんでした。皆さんには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今年からは心を入れ替えて真面目に書きます。・・・ウソです。