今年5月にリリースされた、
ジュエルの3年ぶり、5作目となるアルバムです。・・・え~、実を言うと、ここ最近出た彼女のアルバムはちゃんと聴いていなかったりしたんですが、このアルバムは、発売されてすぐに買いました。 ・・・そうです、ジャケットに釣られて。はい、僕はジュエル好きですよ。筋金入りの面食いですから。・・・と言うかですね、彼女のような女性に迫られて(みたいなぁ ・・・ )、それを拒める男が世の中に居ますか?居ませんよ、居る訳ないですよそんな奴。もし居たとすれば、その人はよほどのマニアか、男性が好きな男性でしょう。 ・・・'95年にリリースされたデビューアルバムは、最終的には1000万枚を越す大ヒットとなり、20代前半にして大成功を収めたジュエルですが、僕が彼女のファンになったのは、'98年リリースの2ndアルバム
“Spirit”を聴いてからですね。・・・いや、すみません、正直に言うと、あのアルバムのジャケットを観てからです。あそこで使われていたモノクロ写真が良かったんですよ。ブックレットを開くと、顔写真だけでなく、手や足などのパーツ写真も載っていましたが、そのどれもが良かったんです。・・・と、徐々にフェチの領域に入ってきましたが(汗)、手の写真はホントに良かったです。指も細くて綺麗な彼女ですが、その先の方にはギターの弦を押さえることによって出来たであろう、ヘコミがあったんですよ。僕はそれを観て、“あぁ、ジュエルちゃんも頑張っているな・・・応援してあげないと・・・”みたいに思ったんです。・・・まあ、これは今作った話ですが、とにかくあのブックレットの中のジュエルは美しかったです。いや、まじで2ndアルバムで美しく変貌を遂げた彼女には驚きました。1stの頃も勿論可愛かったですが。って、さっきから何言うとんねん。
・・・そんな感じで、とっても可愛いジュエルちゃんですが、彼女は勿論それだけではありません。それだけでアルバムがあんなに売れるほど世の中は甘くありません。可愛いだけでCDが売れるなら、滝川クリステルだって、ミリオンセラーアーティストになれます(彼女がCDデビューするなら、僕も1枚買いますが。是非フランス語で歌って欲しいですね)。彼女の歌、そしてその歌詞に共感した人がそれだけ居たということですよね(彼女のアルバムを買った人は1000万人も居た訳ですから、その中には、僕のように“最初は彼女のルックスに惹かれた”という人もかなりの数居たと思います)。ここ日本でも、鬼束ちひろが“彼女に影響を受け曲を作り歌い始めた”と公言しているようですが、残念ながら僕は鬼束ちひろを良く知りません。・・・でも、ジュエルに影響を受けたと言っているんだから、中々なんじゃないでしょうか(笑)。彼女のルックスはホントに女の子らしいし、声質も結構そんな感じだったりしますが、歌を聴いていると、その芯の部分は非常に強いという印象を受けます。そしてそれが彼女の音楽の魅力であり、彼女の歌の説得力に繋がっていると思います。歌い方にもホント色んなパターンがあるんですよね。時に可愛らしく(いつも可愛いけど)、時に力強くと。
このアルバム(のVol.2)で聴ける歌なんて、凄くブルージーで中々の迫力です。・・・ あ、しまった。この記事の中でも“ジュエルと付き合いたい”とか言ってる(笑)。・・・いやホント、こんなに可愛くて音楽的な才能もあるジュエルちゃんとは、いつか付き合ってみたいです(まじ)。まずは友達から。
・・・冒頭にも書いたように、ここ最近にリリースされた彼女のアルバムはちゃんと聴いていないんですが(ジャケットにそそられなかった・笑)、聞くところによると、かなりロックっぽくもなっていて、それが僕がイマイチそそられなかったジャケットにも繋がったのではないかとも思いますが、この
“Goodbye Alice In Wonderland”は多くの人が“ジュエル”と聞いて連想する音、彼女の歌とアコースティックギターを中心としたメロディアスで繊細な音になっていると思います。ただ、デビュー時に多く聴かれた、ギターの弾き語りに他の楽器を少し足したようなシンプルで静かな音作りより、バンドサウンドを軸とした力強い音作り・・・時にはハードでさえある音作りが成されていて、それに合わせるかのように、彼女の歌も力強いものが多いです。'74年生まれの彼女も今年で32歳になりますが、いつの間にか“守ってあげたい女の子” という感じではなくなっていたんですねえ。感無量です。・・・32歳になって“Alice In Wonderland”と言っていたりすると、ヒガミっぽい同性から“いつまでも不思議の国のアリスじゃないわよねぇ~”とか言われたりしそうですが、そんなことを言う人は僕が許しません。大体“Goodbye”と言ってるじゃないですか。やっぱり僕が守ってあげないと駄目だなぁ・・・。すっかり大人の女性になった彼女の歌は、明らかに深みと表現力を増してます。CDを聴いただけでの判断ですが、声量もデビュー時とは桁違いにアップしているんじゃないでしょうか。でも、相変わらず可愛いなぁ・・・。音的にはそんな感じ(?)のアルバムですが、歌の内容は“これまでで最も自伝的なもの”なんだそうです。僕は
“Drive To You”という曲が凄く好きなんですけど、彼女のような人に“So I Drive To You Tonight~♪”なんて歌われた日には、 “あ、良い良い、来なくて良い、俺が行くから。すぐ行く、10分・・・いや、5分で行く!速攻で行く!白バイに捕まりそうになっても絶対に行く!”と返してしまいそうです。
この一風変わったギター、Gibsonのファイアバードにも似た形のアコースティックギターは、どこの何てギターですかね~?これがただ楽器屋に吊るしてあっても、“変なの~(笑)” で済ませると思うんですが、ジュエルちゃんが持っていると途端に気になります。情報をお持ちの方は御一報下さい。・・・そう言えばその昔、楽器屋でもらったD'AddarioのカレンダーにTaylorのギターを持ったジュエルの月があったんですが、あの時は月が変わってもカレンダー捲りたくありませんでしたねえ。“ずっとこの月であれば良い・・・”とさえ思った(笑)。