残暑お見舞い申し上げます。いや、ホント暑いですねえ。こちらでは、“ここに来てこの暑さは何なんだ?”という日が続いてます。長引いた梅雨がようやく明けたあとも、去年に較べれば、まだ過ごしやすい感じだったんですが、世間が盆休みに入った頃から、酷い暑さが始まってしまいました・・・。ここ数日は余裕で35℃超、もう泣きそうです。以前から、“新潟は雪国だから夏でも涼しいんでしょう?”という風に言われたりもするんですが、それはもう大間違い。夏は暑いです。冬は寒くて、夏は暑い・・・最悪だ(笑)。・・・そんな酷暑の新潟で、数日前に行われたアジアカップのイエメン戦、僕も観に行って来ましたが、サッカー選手はやっぱり凄いですよね。あいつら、どうかしてるわ(笑)。あの日はホントに蒸し暑かったんですよ。観客席でじっとしていても汗が滲んでくる感じで。
・・・新生日本代表、初戦のトリニダード・トバゴ戦の方が内容が良かったという意見が多いみたいで、確かに2戦目は観ていて面白い試合ではなかった(オシム監督の不満も分かる)し、僕としても初戦の方が楽しめましたが、あの条件下で、ああいう戦い方をしてくる相手から勝利を収めたというのは、一定の評価をしてあげても良いんじゃないでしょうか(準備期間だって短かったですしねえ)。“格下相手に退屈な試合をして、ようやく勝った”と言うのは簡単ですけどね。・・・ちゅうかね、テレビには当然映っていませんでしたが、オシムジャパンは試合前の練習が結構凄いんですよ。本気出して走ってるし、ボールはガンガン回すしで、“アップ”という感じでは全然ないんですわ。“お~、オシムジャパン、ホントに走るんだな~”と感心したんですが、それと同時に“試合前にこんなに走って大丈夫?”みたいにも思っていたら、やはり試合でバテてましたね(笑)。攻めのアイディアも出てこない感じで。・・・でも、バテながらも勝ったんですから。今のところ、勝率は10割です(笑)。・・・今まで日本代表を真面目に応援したことは無かった僕ですが、今回オシム監督が率いることになった代表は、何故か期待を持って観てしまうんですよ。どうしてですかね~?・・・普通の監督が就任したからか(笑)。同じ選手に固執した前監督と違って、メンバーもどんどん入れ替えるような気がするので、これからの日本代表は楽しみです。
・・・と言うか、これ、何の話でした?何故サッカーの話に?・・・あ、そうかそうか、新潟が暑いって話からこうなったのか(笑)。“何でサッカーの話の上に、ベット・ミドラーが居るんだろう?”と、まじで不思議に思ってしまいました(汗)。我ながら、感心するぐらいの計画性の無さです・・・。“やっぱり、こんな暑い時には、音楽で避暑だな~” とか思って、この曲を選んでみたんでした。・・・つっても、この曲、涼しそうという感じではないですかね。でも、凄く和むんですよ。夏が近づくと、この曲を思い出すし、僕が数年前に作った“夏コンピ”にもしっかり入ってます(笑)。
・・・NHKが不定期的に放送している番組に、
“Inside The Actors Studio”
(アクターズ・スタジオ・インタビュー)というのがありますが、僕はその番組をいつも楽しみにしているんです。映画を観ているだけでは分からない、俳優達の素顔が観られるし、その人達が如何に努力をしているかというのが伝わってくる、非常に面白い番組だと思います。演劇学校の授業も兼ねて(?)収録されている番組なので、そこに招かれるゲストは、殆ど例外なく、演技に対して真面目な姿勢を持った俳優ですが、その話が面白いのは、やはり長いキャリアを持った人達ですね。そういう人生経験も豊富な人の話には含みがあるし、聞いていて、“う~ん、深いなぁ・・・自信もあるし、素晴らしいなぁ・・・”と感心することしばしばです。・・・で、15、16日と放送されたのが、ジョディ・フォスターと
ベット・ミドラーという、言ってみれば、両極端な2人(笑)。でも、話はさすがに2人とも面白かったですねえ。“やっぱ、その道を極めた人は凄いな・・・”と思いました(どちらの話がウケていたかというと、それは勿論ベット・ミドラーでしたが・笑)。・・・あの番組は、その人の生い立ちを訊ねるところから始まりますが、そこでも語られていたように、ベット・ミドラーはハワイのオアフ島出身なんですよね。ハワイのユダヤ人家庭に生まれているんです。・・・なので、今日紹介する曲のタイトルにもあるウクレレは、彼女にとって身近な楽器だったと思われます。 ・・・いや、適当に言ってるだけですが。
・・・1998年にリリースされたこの
“Bathhouse Betty”は、曲によって、6人の異なるプロデューサーが参加しているという少し変則的なアルバムで、“ちょっと統一感に欠けるかな?”みたいな気がしないでもないですが、そこは“
音楽を始めたのも舞台劇がやりたかったから”と、先日の番組でも語っていたベットですから、曲に合わせて表情を見事に使い分け、どの曲でも素晴らしい歌を聴かせてくれています。ホント、この人の歌声は表情が豊かで、深みがあるんですよね~。それに加えて、抜群のリズム感。・・・以前書いた記事の中でも、このアルバムからの
“I'm Beautiful”という曲を例に挙げて、彼女のリズム感の良さを褒め称えましたが、今日取り上げた
“Ukulele Lady”でも、それは充分発揮されています(ちなみに、この曲をプロデュースしたのは、先頃亡くなった
アリフ・マーディン)。ファンキーでアップテンポなリズムに乗って、ラップ調の歌を披露していた“I'm Beautiful”とは違って、“Ukelele Lady”では凄く軽やかに歌っています。このリズムの軽やかさやファルセットの使い方、スティールギターの音、そして勿論ウクレレ(実はこの曲を聴いて、英語ではユクレレだと気づいたのであった・・)の音が気持ち良いんですよね~。こんな季節にピッタリなんです。・・・まあ、ハワイの人達や、高木ブーのような人、 “正月はハワイで・・・”というスカした人達にしてみれば、別にこの季節じゃなくてもユクレレなんじゃないか?という気がしたりもするんですが、僕は根が素直なんで、
“ウクレレ=夏”なのです。ジェイク・シマブクロの日本ツアーだって、残暑真っ只中の8月下旬から始まるじゃないですか(笑)。
・・・すみません、この記事、何でこんなに長いんでしょう?こんな筈では・・・。