W杯ドイツ大会も残すところあと4試合、・・・と言うことは既に60試合が行われて、開幕から1ヶ月近くが経った訳ですね。う~ん、早いなぁ・・・。あと4試合しか観れないのか~。段々寂しさも感じてきますねぇ・・・。皆さん御存知の通り、勝ち残ったのはドイツ、イタリア、ポルトガル、フランスというヨーロッパの4チームで、準決勝の組み合わせは、ドイツ×イタリア、ポルトガル×フランスです。これを順当と見るか、意外と見るか、人によって異なるんでしょうけど、個人的にはちょっと意外でしたねえ。・・・勿論、この4チームはどこが優勝してもおかしくない強豪国だと思いますが、ブラジルやアルゼンチンといった南米のチームがひとつも含まれていないのが、意外と言えば意外なんです。“ヨーロッパで行われる大会で南米のチームは優勝できない”というジンクスは生きているんですねえ。・・・それにしても、大会前に僕がエールを送った4チームで生き残っているのはフランスだけで、正直言えば、フランスはその4チームの中で1番先に敗退するであろうと思っていたチームでもあるんですが(笑)、そう考えると、これも意外です。ホントW杯って分かりませんねえ。・・・そう言いながらも、決勝トーナメントに入ってからのフランスの再生ぶりを目の当たりにして、“決勝はアルゼンチン×フランス!” “ジダンが得点に絡んで世界中のサッカーファンが感動するんだけど、優勝するのはアルゼンチン”というシナリオを密かに思い描いていたんですが(笑)、それは夢物語に終わりました。ドイツが来るとはなぁ・・・。
でも、ジダンは大会前の公約(?)通り、
7試合やることになりますね(あ、違う、ジダンは1試合出場停止喰らったので、6試合ですね・汗)。凄いですね。嬉しいですね。是非とも、決勝のピッチを最後の舞台にして頂きたいものです。相手はドイツでもイタリアでも構いません(ポルトガル無視してすみません・笑)。・・・ここ数試合のドイツはちょっと好きではないので、イタリアがやっつけてくれても良いんですが、決勝で敗れた方が堪えますよね(笑)。先日のアルゼンチンとの乱闘(に成りかけ)の時も、ドイツのデカい奴がアルゼンチンの選手に向かって、挑発的な態度を取ったらしいじゃないですか。・・・少ない情報でこう考えるのも少し短絡的だとは思いますが、やはりそういうことをする選手が居るチーム、相手チームの選手に対して人種差別的な振る舞いをするサポーターを持つチーム(これは残念ながらスペインなんですが・・・)というのは、まだ優勝には値しないと思うんですよ(・・・そうは言っても、どの国にも極右的な思想を持つ人達は必ず居て、例えば移民系の選手が多いフランスでも、 “国歌もまともに歌えない選手を代表に選ぶべきではない”というような発言があったりしますが)。準々決勝から、試合前に各チームのキャプテンが人種差別反対を訴えるコメントを読んでいて、そういったことをわざわざやらなくてはいけない今の状況というのも誉められたものではありませんが、やはりスポーツの世界はそういったものと無縁であるべきだと思うし、選手達には正々堂々と戦って欲しいものです。って、何を当たり前のことを・・・(笑)。話がちょっとばかし硬くなったんで、緩めますけど、ブラジル×フランスのハーフタイム(だったか?)で、テレビカメラは客席で女の人と談笑する'98年フランス大会優勝メンバーの1人、ジョルカエフを捉えていたと思うんですが、“あ、そうそう、あれはジョルカエフだった、アナウンサーには触れてもらえなかったけど、確かに彼だった”と、同意してくれる人はクリックお願いします。・・・
って、どこ押すねーん!・・・違ってたら違ってたで、教えてもらえると助かります。それがハッキリしないと、いつまでも気になって眠れません。
・・・そして今日は、サッカーフランス代表応援キャンペーン“Les Bleus 2006(笑)” の一環として、こんなアルバムを取り上げてみました。2003年にリリースされた、フランスの姉妹R&Bユニット
Les Nubiansの2ndアルバムです。・・・でも、いい加減長く書いてきてバテてきたので、ここからはあっさり終わらせたいと思います(笑)。ちゅうか、このグループのこと大して知らないんですよね。大体、今どきのR&Bアーティストを紹介するなんて、ホント僕らしくないと言うか、我ながら似合いません。このアルバムをレジに持って行ったのも、“綺麗なおねえちゃん達に釣られたから”です。想像した通りでしょう?分かりやすいでしょう?・・・でも、綺麗な人はそれも利用した方が良いですよね。“2組のアーティストが居て、同じぐらい歌が上手ければ、綺麗な方を選ぶ”、これが人情というものです。・・・と、面食いであることの言い訳してますが、音的にもこのアルバムは結構気に入ってるんです。そうでなければ、ここで取り上げたりしません(たまにネタに走ることもありますが・・・)。 カメルーン人の母と、フランス人の父を持つ、
エレーナと
セリア(名前も綺麗ですねえ・・・)の姉妹デュオの出す音は、最近のアメリカ産R&Bに多いインダストリアル(音楽のジャンルではなくて)なものとは違って、どこか懐かしい感じのするものなんですよ。まあ、今どきのR&Bですから、当然、打ち込みが多用された曲もあるし、Hip-Hop色も充分感じられる音作りですが、アフリカンな雰囲気を感じさせるところや、どの曲にも確実に存在する美しいメロディが、“画一的な音”とも言える現在のアメリカ産R&Bより僕好みなんです。レゲエスタイルの曲も演っていたりするんですが、それも凄くメロディアスなもので、最近のDJスタイルのレゲエにはまるでついて行けない僕にピッタリです(笑)。このアルバムを聴いていると、“昔の(と言っても、80年代とかそれぐらいですが)R&B、レゲエはこんな感じだったよな~”と思うことしばしばです。“こういうのだったら、俺も聴けるな~”とか(笑)。やっぱりこの辺も、ヨーロッパならではという感じがしますね。
“One Step Forward”というタイトルからも、英語で歌っている曲があることが分かりますが、個人的には、フランス語で歌っている曲の方が好みです。何を歌っているのかまったく分からないんですが、それもまた良いんですよね(笑)。
“Amour a mort”、
“Unfaithful / Si Infidele”という、しっとりとした2曲、素晴らしく美しいメロディを持った2曲が特に好きですね。
・・・それじゃ今日はこの辺で(結局長い)。フランス頑張れ!ドメネク監督はジダンが居て良かったなぁ・・・。あの人、木村和司の解説と同じぐらい何もしていない(でも、これは妙にテンションの高い解説者より静かでよろしい)と思うんですけど(笑)、ベスト4まで来ましたからねえ。ジダン、マケレレ、テュラムといったベテランをチームに呼び戻したことが最大の功績でしょうか(次の大会はホント大変そうですけどね)。