トニー・ベネットと
k.d. langが、ルイ・アームストロングのレパートリーをデュエットしているアルバムです。2002年リリース。・・・まあ、企画の時点で内容の素晴らしさは保証されているような感じですが、そんな期待に応えてくれる見事なボーカルアルバムです。クリスマスの夜にもピッタリです。・・・って、もう終わってるか(笑)。それではNew Year's Eveの夜をロマンチックに過ごしたい時にどうですか?このアルバムをBGMにディナーをとったりすれば、その後の成功率はかなり高まるはずです。“成功率”って何の事だか良く分かりませんが。それぐらいムーディーなアルバムです。・・・ジャケット写真の2人が凄く良い顔をしてますよね。特にk.d.。トニー・ベネットと一緒に歌える事が嬉しくてしょうがないという風に見えます。彼女のこの表情が、このアルバムの内容を表していると思います。2人の素晴らしい歌手が、お互いに敬意を払いながら、サッチモが残した名曲の数々を歌っているんですから、悪いワケがありません。この2人のデュエットにエゴという言葉は存在しないんじゃないでしょうか。・・・先ほど下心を持った使い方を薦めてしまいましたが、アルバムを聴いているとそんな自分が恥ずかしくなります。大体、そんなの自分はした事もないのに・・・。どうしても“それ用”に使いたいと言うのなら無理に止めたりはしませんが、音楽そのもの、2人の素晴らしい歌声に浸ってもらいたいアルバムです。・・・って、こんな風に薦めて良いんでしょうか(笑)。
今更言うまでもない事ですが、2人とも本当に素晴らしい声の持ち主です。トニー・ベネットはこのアルバムをリリースした時点で既に70代後半(来年で80!)ですが、歳をまったく感じさせない素晴らしい声を聴かせてくれています。こういうのを円熟と言うんでしょうね。ホントどれも素晴らしい出来ですが、やはり
“La Vie En Rose” や
“What A Wonderful World”といった曲は特に印象に残りますね(奇しくも2日続けて同じ曲を紹介してしまったのであった)。
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ごあいさつ
“奴にしては短いアルバムレビューだな・・・”と、不審に思われた方もいらっしゃるでしょう。“また風邪でもひいたか?ひょっとして今頃クーラー病の再発?(笑)”と喜ばれた方、残念でした。そういう事ではまったくなくて、実は今日で
ブログ開設1周年になるんです。厳密に言えば24日が開設日でしたが、最初の投稿は25日になってからでした。今確認してみたら、投稿時間は0時ちょうど(笑)。“我ながら気持ち悪い奴だなぁ・・・”と思うと同時に、“去年のクリスマスイブもこんな事してたか~”と、自分の成長のなさに呆れながらも感動しています(涙)。ここまでの記事数
333(この記事も含む)、頂いたコメント
1239(自分のコメントも含む・笑)、そして頂いたトラックバック
114です。・・・コメントして下さった方、トラックバックして下さった方、コメントは絶対にしたくないけどいつまで続くか見ているという方、検索していたら何故か引っかかったので寄ってみたという方・・・本当に皆さん、どうもありがとうございます。しょうがなく来てみたら文字の多さに気分が悪くなってしまったという方、どうもすみませんでした。このブログが1年間続いたのも、ひとえに皆さんのおかげです。まあ、1年と言っても、365日に対して記事数が333件ですから、更新を1ヵ月以上はサボった事になって、“こんなのを1周年と呼べるのか?”とも思いますが。・・・でも、ここを訪れて下さる方がいて、それを励みに続けてきたというのは本当なんですよ。・・・って、ここでウソついてもしょうがありませんが(笑)。それに、ブログを通じて沢山の人と知り合えて、自分が今まで知らなかった事や、面白い事を色々教えてもらったりするので、“ブログ始めて良かったな~”と思う事しばしばです。何度も言いますが、
皆さん、どうもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
・・・1年続けてみて、反省すべき点は数多くあります。まずこの長文。その時の体調や気分に左右されて多少のばらつきはあるものの、最初の頃よりも明らかに話が長くなっていると思います。・・・と言うか、無駄話が多い(汗)。紹介しているアルバムやアーティストに関する事はロクに書かないで、自分の思い出話や世間話ばかりしている記事も数多く存在します。これはまあ、紹介するアルバムを決めたら、行き先は考えずに、いきなり書き始める事が多いのでこうなってしまうんですが・・・。以前、ネットを通じて親しくなった人から、“いくら何でも長すぎる、あれでは垂れ流しだ”と言われた事もありますが、それは自分が一番良く分かってます。頭に浮かんだ事をそのまま書いてるだけですから(笑)。・・・きっちりした性格で、計画性のある人生を送っている人なら別ですが、僕のような奴には簡潔な文章で音楽や映画について書くのは無理ですねえ。言いたい事が次々に出てくるから。・・・なので、長文はこのままでしょうね(笑)。全然反省してないじゃん。>俺 ・・・あと、“これは何とかした方が良いかな~”と思っているのは、カテゴリの分類。御覧のように、現在は非常に大雑把です。記事の大半が音楽についてのものなのに、それを全部
“Music”というところに入れているんです。いくら自分は音楽をジャンル分けするのが好きではないとしても、ちょっとこれは不親切ですよね。特に始めて訪問してくれた人に。今のままでは、どんな音楽が入っているのか全然分かりませんから。やはりある程度はジャンル分けした方が良いのか、それとも他に良い分類の仕方があるのか考えているんですが、中々良い考えが浮かびません。何か良い方法はないでしょうか?自分で考えろよ>俺 まあ、少しずつ分かりやすいように変えて行こうと思っていますから、今しばらくご辛抱願います。・・・たまには背景も変えてみよっかな~。